株式会社ジェーシービーは、AIを活用して加盟店の審査・登録にかかる時間を大幅に短縮し、審査の精度も向上させる新しいシステムを導入しました。
導入の背景
キャッシュレス決済市場の成長に伴い、クレジットカード、デビットカード、電子マネー、QRコード決済などにへの加盟申請が年々大幅に増加しています。
また、決済代行サービス事業者を通じた加盟店(店子)との取引も拡大しており、より簡単で円滑なやり取りと、加盟登録までの迅速化のニーズがますます高まっています。
キャッシュレスのシーンが多様化する中、JCBは「安全安心な加盟店の拡大」を最も重視し、加盟店審査の高度化と審査・登録プロセスの迅速化を目指して、システムを刷新することとなりました。
審査・登録の新システムについて
新システムでは、「EC決済代行サービス事業者(以下、事業者)」が加盟店情報を自らアップロードすることができます。
不備チェック、審査、マスタ登録といった一連のプロセスを完全自動化することで、従来のシステムでは加盟店申請を受けてから事業者に回答するまでに2〜3営業日かかっていたところを、新システムでは最短4時間で審査・登録が完了し、利用可能になります。
審査の工程は、AIが過去のデータを学習し、外部情報を収集・分析することで精度を向上させています。
また、定められた基準内で審査を自動化(判定率約90%)するため、業務の削減と審査時間の大幅な短縮を実現しています。
なお、新システムはクラウドベースで開発しているため、柔軟なサービス拡充が可能です。
現在、店頭決済代行サービス事業者向けの開発に取り組んでおり、将来的には加盟店の要望に合わせた機能を順次リリースしていく予定です。
詳細はこちら
https://prtimes.jp/a/?f=d11361-791-25e4e2e7e5cc11fb1a665ed050c52645.pdf
出典元:PR TIMES