NTT東日本、冷凍自動販売機でデジタルサイネージのマーケティング効果を検証

• 株式会社SOBO
• 株式会社ハブアンドスポーク
• サンデン・リテールシステム株式会社（サンデンRS）
• 東日本電信電話株式会社宮城事業部（NTT東日本）

上記4社は、冷凍自動販売機の商品販売データ分析とAIカメラの映像解析データを基に、デジタルサイネージの冷凍自動販売機商品の売上に対する有用性を検証する実証実験を開始します。

背景と目的

食品ロス削減という社会の課題や、非接触・テイクアウトといった消費者のニーズに応えつつ、営業自粛など厳しい環境であった店舗の売上回復・拡大に向けた取組みが必要となっています。

昨年サンデンRSとNTT東日本は、AIカメラ映像解析技術を活用した映像解析データと自動販売機の商品販売データ分析の実証実験を行いました。
今回はその結果を基に、デジタルサイネージによるコンテンツ配信の有用性の実証実験を行います。

実証実験にあたってSOBOとNTT東日本は共同実験協定を締結し、デジタルサイネージの有用性を調査及び課題の検討を実施します。

概要

実施内容	販売データ、カメラ映像の解析による属性情報の取得、調査分析 デジタルサイネージによるコンテンツの配信
実施期間	2022年11月17日～2023年3月31日（予定）
実施（設置）場所	NTT東日本五橋ビル前（仙台市若林区五橋3丁目2-1）

各社の役割

SOBO	冷凍自動販売機（ど冷えもん）による商品の販売、運営 サイネージ投影コンテンツの提供
ハブアンドスポーク	データ分析 効果的な商品選出・商品提供スケジュール策定、その他マーケティングノウハウの提供
サンデンRS	冷凍自動販売機（ど冷えもん）のサイネージ対応機種の開発
NTT東日本	本実証実験実施場所の提供 データの解析・とりまとめ サイネージサービスの調達・管理運営 映像AIサービスの提供・管理運営 サイネージ投影コンテンツの作成

AIカメラによる取得情報

人数	画像内で「人物」が検出された数
日時	画像内で「人物」が検出された日時
属性	推定される性別・年齢
場所	「人物」が検出されたカメラの設置場所

今回の実証実験では、プライバシーに十分配慮し、「カメラ画像利活用ガイドブック」に基づいた管理や運用を行うなど、個人情報保護法をはじめとした関係法令を遵守した対応を行います。
カメラで取得した映像は、性別、年代の情報取得後に即時に破棄を行います。活用するデータは個人を特定する情報は一切含まれません。

参考イメージ

出典元：PR TIMES