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デジタルサイネージの選び方とおすすめクラウド型サイネージサービス7選

デジタルサイネージ

デジタルサイネージとは

最近になって「デジタルサイネージ」という言葉をよく耳にする機会が増えたのではないでしょうか。デジタルサイネージとは画面に情報を掲載するメディア媒体の総称を言います。設置することで大勢の人に情報を宣伝する機能や広告としての機能を携えており、多くの企業に注目されています。そこで今回はデジタルサイネージの選び方とおすすめクラウド型デジタルサイネージサービス会社7社の紹介をします。

デジタルサイネージを選ぶ際のポイント

多くの企業が導入しているデジタルサイネージ。ぴったりのものを見つけるためには選び方が重要になります。

どう選べば良いのか?

デジタルサイネージは、新作アプリやドラマなど大々的に宣伝を行う大予算のものから、エレベーター広告などの小予算のものまで、目的と予算によって様々な使い方が出来ます。サイネージを選ぶ際に重要なのは「設置目的」、「設置場所」、「種類」です。

設置目的

はじめに、どのような目的を持ってデジタルサイネージを設置したいのかを明らかにすることが大切です。設置することによってどのような効果が期待できるのかを考えて選ぶことによって、企業の利益や商品の売上等に繋がります。そして、その目的によって予算にも変動が生じます。

新作のドラマやゲームを多くの人に知ってもらうための宣伝の場としてデジタルサイネージを導入する場合、駅構内や街に設置された大型のデジタルサイネージに多額の広告費を払って宣伝動画等を配信します。このように、大勢の人に見てもらうことを目的に設置されたデジタルサイネージは予算とサイズが共に大きい傾向にあります。反対に、特定のエリアやユーザー層をターゲットにする場合、予算とサイズを共に小さく抑えることができます。例えば、薬局等でおすすめのコスメ用品を宣伝したい場合、その商品を宣伝しつつ、それが陳列された商品棚の邪魔にならないよう小さいサイズのデジタルサイネージを設置するのが一般的です。

どのような人たちにどのような目的を持ってデジタルサイネージを設置するのかをよく考えることが大切です。

場所

次に、デジタルサイネージは屋外用と屋内用があり、それぞれ備わっている機能が異なります。屋外用デジタルサイネージは、天候の変化にも対応できるよう防水機能や強い耐久性が備わっています。対して、屋内用デジタルサイネージはそのような機能が備わっていない場合も多く、比較的安価で導入することができます。

また、屋外用と屋内用で大きく異なるのが輝度の違いです。輝度とはサイネージの明るさの基準を示します。同じ輝度でも、屋外など光が多く当たる場所では画面が暗く見えるなど、場所によって見え方が変わります。このように、場所による見え方に応じた輝度のサイネージを選ぶ必要があります。

種類

最後に、デジタルサイネージは下記の3つの種類があり、それぞれの目的や特徴に応じてどの種類を導入するか検討することが重要です。

1. スタンドアロン型

USBなどを挿入することによってコンテンツを表示できるデジタルサイネージです。最大の特徴はネットワークに繋げる必要がないことで、作業がシンプルかつ費用が比較的安価です。デジタルサイネージ初心者はこのスタンドアロン型が一番始めやすいでしょう。

2. クラウド(ネットワーク)型 

コンテンツをインターネットに繋げることで表示できるデジタルサイネージで、最近主流とされるタイプです。インターネットを介して様々なコンテンツを表示することができ、手持ちのスマートフォンやパソコンで遠隔操作が可能です。コンテンツを随時更新することで、常に最新の情報を提供することができるのも特徴です。大学や研究施設など、最新の情報を扱う場所で導入されています。

3. インタラクティブ型

インタラクティブとは「相互に作用する」や「対話型」という意味で、言葉通り見ている人とコンテンツ間のコミュニケーションが可能なデジタルサイネージです。ネットワーク型にタッチパネルやモーションセンサーといった機能が搭載されたもので、見ている人は自分が欲しい情報を自分で選択して調べることができます。公共施設や観光地の案内板として設置されることが多く、訪問者の疑問に答えるツールとして役立ちます。

クラウド型デジタルサイネージサービス7選

先ほど述べたように、3種類あるデジタルサイネージの中でクラウド(ネットワーク)型が最近の主流です。そして今回は、数あるクラウド型デジタルサイネージサービス会社の中からおすすめ7選を紹介します。

1. SIGNAGEi

「人と人とを繋ぐ」という意味を持つSIGNAGEiは最新鋭の機能が搭載されたクラウド型デジタルサイネージです。使い手の使いやすさとわかりやすさ、そして作業の簡単さが追求されており、クラウド型サイネージ初心者にも優しいベーシックな製品です。

SIGNAGEi
会社名株式会社シルバーアイ
価格見積り
事例https://silveri-signage.com/works/
コンテンツ作成サービス内で作成可能
ポイント

・設置・運用が簡単

・複数のデバイスや場所からの操作が可能

2. CYBER Signage

インターネット経由で様々な機能やサービスを使用できるCYBER Signageは、場所や環境に囚われることなく作業が可能なことが一番の特徴です。また、使用に伴う専用サーバーやセットトップボックス、アプリケーションソフト等が不要なため、最低限の投資で運用可能です。

cyber signage
会社名ソフネットジャパン株式会社
価格製品により異なる無料〜4300円(税別)
事例https://www.sofnetjapan.com/cybersignage/signage_example.html
コンテンツ作成サービス内で作成
ポイント

・インターネット環境があればいつでもどこでも運用可能なので低予算で始められる

・作業分担も可能なため効率的に作業が進められる

3. admint SIGNAGE

システム上でコンテンツの作成・配信が行えて、更には外部のコンテンツも配信できるのがadmint SIGNAGEの最大の魅力です。 様々な教育機関や企業で導入されている実績もあるため安心して利用できます。

admint SIGNAGE
会社名デジタルクルーズ株式会社
価格見積り
事例https://signage.digital-cruise.co.jp/case/
コンテンツ作成サービス内で作成
ポイント

・高い導入実績を誇る

・外部のニュースや天気情報などの配信も可能

・場所を問わず作業・配信が行える

4. クラウドポイント

2004年の販売以降多種多様なデジタルサイネージを販売し続けているクラウドポイントの製品は、高性能な品質とシステムが魅力で、多くの企業や場所で導入されています。また、業界の第一人者として長年培われてきたノウハウが会社の信頼にもつながっています。

クラウドポイント
会社名株式会社クラウドポイント
価格見積り
事例https://www.cloudpoint.co.jp/case/
コンテンツ作成サービス内で作成
ポイント

・様々な種類のデジタルサイネージが製造されているため、用途に合わせて選ぶことができる

・コンテンツ作成や配信等デジタルサイネージが可能にする全ての機能を高品質で提供

・LEDビジョンや液晶ディスプレイ、プロジェクターなど多様な表示機器に対応する

5. DISE CLOUD

DISE CLOUDはスウェーデンの老舗デジタルサイネージ提供会社であるDISE International ABが開発したデジタルサイネージの配信管理サービスです。高い性能と品質、そして安定性を兼ね備えた機能が魅力のサービスで、あらゆる媒体やプラットフォームに対応します。また、ネットワークが途切れたり不安定になったとしても、コンテンツは問題なく配信することができます。

dise cloud
会社名DISE International AB (国内販売代理店は株式会社ファン・ファクトリー)
価格見積り
事例https://dise.jp/about/
コンテンツ作成サービス内で作成
ポイント

・ネットワーク障害がコンテンツの配信に影響を及ぼさない

・システムにエラーや故障を検知する機能が搭載されているため、有事の場合もすぐに対応できる

6. KI Sign

コンテンツの作成・運用が簡単に行えることが魅力のデジタルサイネージサービスです。コンテンツの更新や変更がしやすく、常に最新のコンテンツを配信することができます。また、クラウド型サイネージとしてだけではなく、スタンドアロン型としても利用ができるのも便利です。

ki sign
会社名株式会社カテナス
価格見積り
事例https://www.kathenas.com/case
コンテンツ作成サービス内で作成
ポイント

・無料体験版で使用感を試すことができる

・クラウド型だけではなく、スタンドアロン型も提供

7. LOOOK

LOOOK(ルーク)は、独自の映像コンテンツと情報配信により設置場所や用途、オーディエンスに合わせたデジタルサイネージを提供できるサービスです。オリジナル動画を作れるのはもちろん、LOOOK自らが200本以上のコンテンツと100種類以上のデザインからユーザーの目的とイメージにあったコンテンツを自動作成します。そのため、ユーザーは必要以上の作業を強いられることなくデジタルサイネージを利用することができます。

loook
会社名株式会社ランドスキップ
価格月額4,980円(税抜)1ヶ月無料トライアル
事例https://www.landskip.services/case
コンテンツ作成サービス内で作成
ポイント

・コンテンツの作成から運用にかかる時間が少ない

・ユーザーがコンテンツをデザインする必要がない

・毎月新しいデザインやデジタルアートが配信されるため毎回新鮮なコンテンツを配信することができる

まとめ

デジタルサイネージの機能を最大限に生かすためには、その設置目的と場所、そしてどの種類のデジタルサイネージを導入するかをよく考えて適切なものを選ぶ必要があります。そして、最近主流のクラウド型サイネージは選び方とどのサービスを導入するかが特に重要です。今回説明したデジタルサイネージの選び方とおすすめクラウド型サイネージサービス7選を参考にぴったりの製品を探してみてください。