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店舗可視化がスタッフのモチベーションUPに繋がる【株式会社SHIPS】

入店数計測カウンターの『FollowUP』を導入したことで、店舗のオペレーションの改善ができたり、売上アップにつながる施策を実施することができた効果事例をご紹介します。

株式会社シップス(SHIPS)

株式会社シップスは、日本のセレクトショップの老舗として、海外の様々なアパレル商品や自社ブランド商品を提供しており、全国80店舗以上を展開しています(2019年8月現在)。「自分たちが考える、世界中の良いものを集めて、提案する場」という考えをベースに、店舗ならではの価値をお客様に提供し続けています。

FollowUP導入の理由

FollowUP

FollowUPを導入しようと思った理由について教えてください。

株式会社SHIPS

来店人数カウントの精度だけでなく、管理画面のUIの利便性が良かったからです。

導入以前より「入店者数の可視化は絶対に必要である」という考えがありました。そこで最初はFollowUP以外の入店カウンターを導入していましたが、自分たちが求めるカウント精度に届かず、あるタイミングで利用するサービスを見直すことになりました。そのタイミングでFollowUPについて活用の提案をいただきました。

その時、精度に加えて管理画面のUIの利便性という面で、FollowUPに魅力を感じました。また、導入検討時に店舗へ普及させていたタブレット型端末でも、入店状況などを閲覧ができるという面で、SHIPSにとって適したサービスだと思い、導入を決めました。

入店数を計測して変わったこと

FollowUP

FollowUPの導入によって業務はどのように変わりましたか?

株式会社SHIPS

お客様満足を高つつ、スタッフの働き方を考慮した店舗運営が可能になりました。

FollowUPによって時間ごとでの入店客数や購買率、客単価が分かるようになったので、スタッフの配置や人数の最適化ができるようになりました。現在業界としては、年々入店者数が減少していく傾向にあり、その中で入店後の購買率や客単価をいかにしてアップさせるのかが注目されています。そのため、入店していただくお客様ひとりひとりの来店体験や価値を高める上で、スタッフが手厚い対応を行える環境を作ることは重要な施策のひとつだと思っております。

また、FollowUPで取得できるデータを、働き方の改善に活かせないか模索しています。例えば、入店客数・売り上げが急増する時間がある店舗では、その時間帯だけ一時的にスタッフを増やす必要があります。そこで、産休や育休のためフルタイムでは働けないが、時短勤務であれば働きたいと希望しているスタッフに、その時間帯に勤務してもらえるよう調整しています。最近ではこのような、スタッフの生活と働き方を考慮した店舗運営に取り組んでいます。また路面店舗の開店・閉店時間について、現在の入店状況から判断して柔軟に対応していこうという考えもあります。

入店数とPOSデータを連携して得られた効果

FollowUP

FollowUPで計測したデータを共有することで、得られた効果はありますか?

株式会社SHIPS

個人の販売成績をリアルタイムでチェックできるので、仕事に対するモチベーションが上がりました

現在、店舗のスタッフからは、時間帯別での入店者・売り上げの推移をチェックするため、FollowUPを常に表示していると聞いています。またPOSにある各スタッフの売り上げデータをFollowUPに紐づけているため、個人の販売パフォーマンスが閲覧できるようになっていますが、この販売パフォーマンスの画面も頻繁にチェックされています。

いずれも、今どのくらい自分や店舗が売り上げているのかをチェックできるようになったことで、自分の仕事に対するモチベーションに繋がっているのではと思っております。

オムニチャネル戦略のための入店数計測

FollowUP

今後FollowUPでやってみたいこと、求めることはありますか?

株式会社SHIPS

お客様を喜ばせる施策を考えるためのデータとして活用したいです。

現在ECと店舗の連携強化を進めていて、「ECを見て、指定の店舗で服を購入する」というような流れを、お客様がスムーズに行えるような仕組みづくりを行っています。この取り組みの中でFollowUPを使おうとしたとき、「お客様を喜ばせる何か」を考えるための情報を得るという使い方ができればいいなと考えています。そういった点から、将来的に、FollowUPでヒートマップや店前通行量、属性などの様々な情報をチェックすることで、お客様を喜ばせるヒントを掴み、施策やサービスに落とし込んでいきたいです。

また、FollowUPには、店舗業務に関するデータのプラットフォームになってもらえると嬉しいです。現在、社内で管理されている紙媒体の情報を、データ化することを進めています。今後、そのような業務データとFollowUPの計測データを分析することで、「お客様を喜ばせる何か」にさらに近づくことができればと思います。