三井住友カード株式会社、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社、日本信号株式会社、QUADRAC株式会社の4社は、福岡市地下鉄において、三井住友カードが提供している公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用し、Visaのタッチ決済による交通系ICと一体型改札機通過に関する実証実験を2022年5月31日より実施します。
概要
福岡市地下鉄の一部の駅に交通系ICとタッチ決済の両方を利用できる一体型自動改札機を設置します。
事前購入・チャージを行わずに、お手持ちのタッチ決済機能付きカードをご利用いただけます。
対象駅 | 地下鉄空港線、地下鉄箱崎線の一部駅 福岡空港、東比恵、博多、祇園、中洲川端、天神、呉服町 |
実証期間 | 令和4年5月31日~令和5年2月28日(予定) |
対象者 | タッチ決済機能付きカード(クレジット、デビット、プリペイド)やスマホ等をお持ちの方 |
決済ブランド | Visa(今後の展開ブランドについては検討予定) |
Visaのタッチ決済について
Visaのタッチ決済は、世界約200の国と地域で展開している国際標準のセキュリティ認証技術を活用した決済方法です。
対応の端末にタッチするだけで、サインも暗証番号の入力も不要で、スピーディーかつ安心・安全にお支払いが完了します。
※一定金額を超えるお支払いは、暗証番号を入力またはサインが必要となります。
タッチ決済可能
- タッチ決済対応のVisaカード(クレジット・デビット・プリペイド)
- スマートフォン など
利用可能店舗
- コンビニエンスストア
- ファストフード
- レストラン
- スーパー
- 飲食店
- ドラッグストア
- 書店
- 百貨店
- 商業施設 など
既に海外では広く普及しています。アメリカを除く全対面取引の70%がタッチ決済で行われております。
また公共交通機関では、既に世界500の公共交通機関で導入。国内においても17道府県22プロジェクト(本件含む)が進行中で、幅広いシーンで拡大しています。
stera transitについて
決済プラットフォーム「stera」は、三井住友カードが、GMOペイメントゲートウェイ・GMOフィナンシャルゲートおよびVisaと共同で構築したキャッシュレス導入に際した課題を解決するための事業者向け決済プラットフォームです。
「stera transit」は、「stera」の決済プラットフォームと、国際ブランドの非接触決済「タッチ決済」を活用した公共交通機関向けソリューションです。
現金・事前チャージ不要で消費者の利便性向上、感染症予防対策、インバウンド受け入れ環境の整備、地域のキャッシュレス決済促進など、交通分野にとどまらない幅広い効果が期待されます。
また、「stera transit」の技術は、MaaSやスマートシティの認証基盤としても活用でき、今後も、全国各地で導入を予定しております。
共同事業者の役割
三井住友カード株式会社 | プロジェクト総括 キャッシュレス導入支援 steraプラットフォーム提供 (stera transit) |
ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社 | Visaのタッチ決済に関するソリューション提供 認知プロモーション |
日本信号株式会社 | 交通IC・タッチ決済一体型自動改札機開発 |
QUADRAC株式会社 | 交通事業者向け決済および認証に関するSaaS型プラットフォーム「Q-move」の提供 |
出典元:PR TIMES