株式会社バカンは、2022年7月10日に行われる参議院議員選挙に向けて、期日前・当日投票所の混雑可視化サービスを全国50自治体に提供します。
配信はバカンが提供するリアルタイム空き情報配信プラットフォーム「VACAN」を通じて行われます。
誰もがアプリのダウンロードや会員登録なしにインターネット上から確認ができます。
投票所の混雑情報の配信について
参議院議員選挙で投票所にて、期日前・当日投票所のリアルタイム混雑情報配信を行うサービスを提供します。
※自治体によって、当日投票所の混雑可視化の実施有無は異なります。
リアルタイム混雑情報配信を行うサービスの配信は、「VACAN(バカン)」を利用して行われます。
VACANには、マップ上で近くの施設等の空き・混雑状況を一覧表示できる「VACAN Maps」という機能があります。
VACAN Maps
https://vacan.com
このVACAN MapsにPCやスマートフォンなどでアクセスすることで、投票所の位置や混み具合を確認することができます。
混み具合の情報は、投票所の職員などが更新を行います。
表示は3段階
- 空いています
- やや混雑
- 混雑
導入自治体
- 埼玉県40自治体
- 東京都板橋区・北区・練馬区・目黒区
- 三重県四日市市
- 石川県加賀市 など
投票者が自主的に混雑を避け快適に投票できる環境を整備することで、投票参加の促進をサポートいたします。
導入の背景
国内1,724の市区町村では衆・参議院選挙や地方選挙など、多くの選挙が毎年行われています。
コロナ禍を経て選挙において感染拡大防止のため、人と人との間に距離を確保する社会的距離(ソーシャルディスタンス)など3密回避の対応が求められています。
投票所数が当日投票所に比べて少ない期日前投票所は混雑しやすく、分散投票を促進する対策が重要となっています。
当日投票についても、投票者の投票時間が重なると混雑しやすいといった課題もあります。
また、投票所の混雑可視化はカメラなどによる画像解析で行うこともできますが、選挙期間中の一時的な利用で環境を整えるには導入コストが高いといった課題がありました。
一方でVACANではスマートフォンやPC、コンセントに挿すだけで利用可能な専用IoTデバイスを使うだけで混雑を可視化。導入コストが低く、手軽に利用できるといった特徴があります。
これらの背景を踏まえ、投票所のリアルタイム混雑情報や位置などを手軽に配信できるVACANの導入がすすんでいます。
導入の効果
VACANは2次元バーコードやURLを用いて簡単に混雑情報を周知できます。
昨年実施された衆議院議員選挙では、期間中合計で70万回超混雑状況が閲覧されるなどの結果が出ています。
期日前投票において投票者数は導入前に比べて大きな変化はありませんでしたが、これまでよりも投票人数が増えた投票所があり、投票所の分散利用促進が見込まれるといった声を導入自治体様からいただきました。
リアルタイム空き情報配信プラットフォーム「VACAN」について
リアルタイム空き情報配信プラットフォーム「VACAN」は、お店や施設などの混雑情報をリアルタイムでスマートフォン等で見られるようにするサービスです。
VACANは目的に応じて配信方法を変えられる機能があります。
今回はマップ上で施設等の空き・混雑状況を一覧表示できる「VACAN Maps」という機能を活用します。
VACAN MapsはスマホやPCから、アプリのダウンロードや会員登録無しに利用することができ、投票所や避難所をはじめ、全国200を超える自治体でご活用いただいています。
また空き情報は店舗・施設の環境などに合わせて検知可能です。
- お店・施設に設置されたボタン型IoTデバイス
- カメラを活用した画像解析
- センサー など
出典元:PR TIMES