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【事例紹介】花王株式会社、「タレントパレット」導入で「社員活力の最大化」を目指す

花王×タレントパレット

花王株式会社では、株式会社プラスアルファ・コンサルティングが提供しているタレントマネジメントシステム「Talent Palette(以下:タレントパレット)」を2022年6月より導入し、「花王のOKR」の運用に活用しています。

花王株式会社が「タレントパレット」にて「花王のOKR」運用を開始

花王のOKRとは

OKRとは「Objectives and Key Results」の略称です。
花王ではこれまで、年度目標に基づく実績評価を行っていましたが、さらに社員の一人ひとりが中長期な的視点で「こうありたい」という挑戦を促し、それをたたえることを目的としてOKRをスタートしました。

個人が作成したOKRは社員内で公開され、タレントパレットの中で同じ目標を持つ仲間を検索しあうことができます。
他部署など新たなつながりから「共創」を生み出し、活気が生まれることで、最終的には「社員や会社の成長」につながると考えています。

導入の背景

花王では、中期経営計画として「K25」を掲げています。

  1. 持続的社会に欠かせない企業になる
  2. 投資して強くなる事業への変革
  3. 社員活力の最大化

この「社員活力の最大化」を実現するためには、グローバルを含めた全社員の人材データを一元化・適宜収集し、幅広い権限範囲内で情報を開示し活用していく必要があると考え、OKRの運用もその中の一つでした。
しかし人事情報は、権限設定や操作性が複雑なため人事部しか情報を確認できないという課題がありました。

そこでタレントマネジメントシステムを検討することになりました。

タレントパレット採用の決め手

タレントマネジメントシステムの導入には課題を解決するだけではなく、選定検討の軸として次のような複数の必須事項がありました。

選定の必須条件
  • 独自のOKR運用に対応
  • グローバルで活用するための多言語
  • 細かな権限設定

複数のタレントマネジメントシステムを検討する中で、日々の運用から将来的な人事戦略をも支援できるタレントパレットの導入に至りました。

採用の決め手
  • 選定の条件を全て網羅している
  • データ活用に対する思想や考え方が花王の方針とあっている

担当者コメント

  • 個々が入力した内容が全社員に共有ができる
  • 共有した内容からつながりたい社員を見つける

システム化の中で、このポイントの実現が難しかったのですが、コンサルティングや開発の方々がスピード感をもって協力してくださったことで、機能開発などを実施いただくことで実現することができました。
2021年10月ごろから導入の準備を始め、2022年6月に社員に展開しました。2023年にはグローバルにもOKRを展開し、各国の社員と国内の社員がつながることができるようになる予定です。

Talent Palette(タレントパレット)について

タレントパレット
https://www.talent-palette.com/

採用から育成、配置、評価、抜擢・活躍までを一元管理し、人材情報を活用した科学的人事戦略を実現するタレントマネジメントシステムです。
これまで、約2,000社を超える法人に導入されています。(契約社数990社、2022年9月末時点)

出典元:PR TIMES