AI GIJIROKUのオルツ、国内シェアNo.2の人力文字起こし「コエラボ事業」などを買収

デジタルクローンP.A.I.®やAI GIJIROKUを手掛ける株式会社オルツは、人力による文字起こし事業を株式会社IPパートナーズから事業譲渡によって買収したことを公表しました。

買収の背景

買収の背景

AIが広まるにつれて、自動文字起こしサービスが次々と登場しています。
株式会社オルツのAI GIJIROKUは、P.A.I.の研究開発によって生み出されたパーソナライゼーション技術を活用した独自のアルゴリズムにより、国内トップクラスの音声認識精度を実現してきました。

音声認識市場の成長は、音声認識精度と密接な関係があり、そのために人力文字起こし事業の国内シェアNo.2を買収しました。
これにより、オルツでは人力による100％正確な文字起こしサービスを提供できるだけでなく、AIによる自動文字起こしの精度をさらに向上させるための学習サイクルループを自社内で持つことができます。

今後の展開

音声認識は英語圏など比較的容易な市場でも既に2兆円を超えており、今後も成長が見込まれています。
オルツでは、独自のアルゴリズムと本買収によるHuman-in-the-Loopを駆使した高い音声認識精度を持ち、日本やアジア圏の音声認識市場でリーダーシップを発揮します。

さらにオルツは大規模言語モデル（LLM）を保有しているため、100％精度のテキストデータを活用した効率化やDXに関するソリューション開発に注力します。
日本における100％精度の文字起こしニーズ（数百億円の市場）についても、技術と人の組み合わせにより、高品質かつコスト効率の良いサービスを提供していきます。