キヤノンITソリューションズ株式会社（以下キヤノンITS）は、キヤノンの顔認証技術を用いたショルダーハッキング防止ソリューション「のぞき見プロテクター」を本日2022年5月26日より提供開始します。
DX、AI、IoTといったデジタルトレンドの加速に伴い、企業の情報セキュリティリスクが高まっています。
また、働き方改革やコロナ禍に伴い、働く場所の多様化も加速。コワーキングスペースの活用やオフィスをフリーアドレス化など、業務におけるパソコンの利用環境にも大きな変化が起きています。
IT技術の発達に伴い、ネット上のセキュリティ強化による情報漏えいリスクへの対策が取られても、第三者によるパソコン画面の「のぞき見」など古典的なリスクは排除することが難しいのが現状です。
「のぞき見」を防止する物理的なプライバシーフィルターでは、背後などフィルターの見える範囲内からの「のぞき見」を防ぐことが難しく、従来の顔認証を用いて「のぞき見」を防止するソリューションでは、導入コストが高いといった課題があります。
キヤノンITSは、このような課題を解決するため、キヤノンの顔認証技術を用いたショルダーハッキング防止ソリューション「のぞき見プロテクター」の提供を開始します。
「のぞき見プロテクター」は顔認証技術によりWebカメラ画像からパソコン利用者本人を認証し、Webカメラ画像で本人以外を検知した場合には、パソコン画面をブラックアウトさせ、背後からのパソコン画面の「のぞき見」による情報漏えいを防止するソフトウェアです。
プライバシーフィルターでは防ぐことが難しい背後からの「のぞき見」を防ぎ、さらに導入コストを抑えて安心して働くことができる環境を構築します。
キヤノンITSは、今後も、画像認識技術を用いてお客さまの課題を解決するソリューションを提供し、安心・安全なビジネス環境構築に貢献していきます。
のぞき見プロテクターの概要
プライバシーフィルターでは防ぐことが難しい背後からの「のぞき見」を防止します。
プライバシーフィルターと併用することで、ほとんどの角度から「のぞき見」を防ぐことが可能です。
販売価格
| サービス名 | のぞき見プロテクター |
| 価格 | 5ライセンス年間利用料：12,000円（税別） 5ライセンス単位での販売 最小販売数は20ライセンスとなります |
| 提供開始日 | 2022年5月26日（木） |
のぞき見プロテクターの特長
マスクをつけた状態や逆光でも認証可能
キヤノンの顔認証技術により、次のようなケースでも本人と認証可能です。
- マスクなどで顔の一部が隠れた状態
- 手元の資料確認でうつむいた状態
- 逆光
本人不在の時の対応
パソコン画面前に本人がいるかどうかを検知します。
本人不在の場合やなりすましの場合、画面をブラックアウトし、画面が見えないように守ります。
Web会議中も使用可能
仮想カメラ機能により単一のWebカメラでも、Web会議をしながら使うことが可能です。
Web会議でバーチャル背景を使っていても、のぞき見を防止できます。
お問い合わせなど
| 一般の方のお問い合わせ先 | ITサービス営業本部 ITサービス営業部 03-6701-3560(直通) |
| のぞき見プロテクター | https://www.canon-its.co.jp/products/nprotector/ |
| ニュースリリース | https://canon.jp/corporate/newsrelease |
※本文中に記載されている会社名および製品名は各社の商標または登録商標です。
出典元：PR TIMES
