セイコーエプソン株式会社は、次の5種のデザインが、暮らしや社会を豊かに導くデザインに対して与えられる「2022年度グッドデザイン賞」を受賞しました。
- 小型射出成形機 1種
- プリンター 2種
- プロジェクター 1種
- 産業ロボット用プログラミングソフト
グッドデザイン賞 受賞商品
【金賞受賞】小型射出成形機 AE-M3、AE-M10、AE-M3V
環境負荷に配慮したコンパクトな部品工場の実現により、産業構造の革新を目指す新しい成形プラットフォームとなる小型射出成形機です。
独自のディスクドライブシステムにより、小型化と高効率の射出成形を実現。
近消費地生産で地球に優しいものづくりに貢献します。
小型射出成形機 AE-M3、AE-M10、AE-M3V 紹介サイト
https://www.epson-tcform.co.jp
少量多品種生産はロスが大きく、小さなものを小さく作ることは実は難しい課題です。プラスチック製品の多くは大型の樹脂成形機で作られており、材料のロスも少なくないのが現状です。
本提案は究極的に小型化し効率化し、必要なものを必要な量だけデスクトップで作れるようにした点において革命的でした。
未来の工場の在り方を示唆する提案として高く評価されました。
小型ラベルプリンター TM-L100
飲食店の注文整理や食品管理に最適な小型ラベルプリンターです。
清掃しやすく、食品を取り扱う環境に相応しい凹凸の少ないクリーンなデザインです。
デリバリーサービスの普及により多様化したラベル需要に応えるごみの出ない強粘着ライナーフリーラベルです。
小型ラベルプリンター TM-L100 紹介サイト
https://www.epson.jp/osirase/2022/221005.htm
withコロナ時代のデリバリーニーズの増加と衛生意識の高まりに対応した飲食店用小型ラベルプリンターです。フロントパネルのシルバーカラーも清潔感があり、凹凸のない筺体は拭き上げしやすいデザインです。
タブレット端末との接続性向上と、ゴミの出ないライナーフリーラベルが環境に考慮している点も評価されました。
モバイルレシートプリンター TM-P20II、TM-P80I
接客・配達・検針用途のモバイルレシートプリンターです。
どこで使用しても違和感のないすっきりとしたデザインと、清掃しやすいシームレスなデザインです。
合わせて、最大2.1mの落下耐性・IP54防塵防滴性能で、過酷な環境でも安心して使えます。
モバイルレシートプリンター TM-P20II、TM-P80I 紹介サイト
https://www.epson.jp/osirase/2022/221005.htm
ベルト装着時のすっきりした見た目と、ポケットへの入れやすさに貢献する天面の傾斜はよく考えられたフォルムです。天面スペースをカスタマイズできるのも親切な提案です。
withコロナ時代に求められる清掃性とモバイル機器に求められる堅牢性を備えつつ、スマートでシームレスなデザインを実現している点が評価されました。
ホームビデオプロジェクター EH-LS800W、EH-LS800B
超短焦点レンズ採用により、壁から約2.5cmのところに本体を設置することで、80インチの大画面映像を実現します。
別格の大画面でありながら部屋を広く使うことができ、映画やフィットネスなどのオンラインアクティビティもよりダイナミックに楽しめます。
ホームビデオプロジェクター EH-LS800W、EH-LS800B 紹介サイト
https://www.epson.jp/products/dreamio/ehls800/
大迫力の画面を、これまで以上に短焦点で楽しむことができるこのプロジェクターは、長年培ってきた同社の高い技術力の集結だと感じさせます。このプロジェクターは様々なアクティビティの可能性が広がり、より豊かな体験が楽しめることでしょう。
産業ロボット用プログラミングソフト Epson RC+ Express Edition
産業ロボットに関する専門知識の無いユーザーでもロボットのプログラミングができるGUIソフトウェアです。
直観的な操作で誰でも簡単に産業ロボットのプログラムが作成できます。
Epson RC+ Express Edition 紹介サイト
https://www.epson.jp/products/robots/lineup/software/express.htm
プログラム言語を覚える必要がないビジュアルプログラミングによってユーザレベルでのプログラム作成を可能としました。生産性向上、自動化による労働力不足の解消など、社会に貢献する優れたツールとなっている点が評価されました。
グッドデザイン賞とは
グッドデザイン賞は、デザインによって私たちの暮らしや社会をよりよくしていくための活動です。
2022年11月1日に「グッドデザイン大賞」を発表予定です。
グッドデザイン賞
https://www.g-mark.org/
出典元:PR TIMES