新型コロナウイルスの影響で、外出自粛・時短要請・巣ごもり需要により外食産業は大きな打撃を受けています。
そんな逆風の中、回転寿司大手チェーン「スシロー」では最高業績を実現しました。
スシローを運営している株式会社FOOD & LIFE COMPANIESでは、顧客満足度の向上のために、さまざまなアイディアを取り入れています。
コロナ禍においても、かねてから進められていた新店舗のオープンを加速。非対面・非接触の対応として自動受付・案内システムを導入しました。
案内システムの音声には、AIを使った最新音声テクノロジー「TTS(音声合成)ReadSpeaker」を採用しました。
他の音声合成を圧倒する肉声感と明瞭感が特徴で、さらなるお客様満足度の向上を実現しています。
スシローの自動受付・案内システム
- 来店されたお客様がタッチパネルでチェックイン
- 自動受付・案内システムから案内音声
- 人手を介さずにお客様をお席まで案内することが可能
スシローの待合スペース
- 案内システムのスピーカーとモニターが設置
- チェックイン後、席が空くまで待機しているお客様に音声で順番が来たことをお知らせ
- 席までスムーズに誘導することが可能
スシローの自動受付・案内システム へReadSpeakerのTTS(音声合成)を検討した理由を、スシローのご担当者様に伺いました。
スシローでReadSpeakerの音声合成(TTS)を検討された理由
コロナ禍で非対面・非接触という接客業では難しい課題が求められるようになり、システムの導入や、自動化を進めていきたい場面が増えてきました。特に、自動受付・案内システムにおいては、お客様が来店時に最初に利用することもあり、自動化を実現しつつ、いかにストレスなくご利用いただけるかが鍵になっていました。
音声合成の導入も検討されていましたが、どうしても機械的な感じがお客様満足度の向上には向かないと感じていました。人間の肉声に替わる案内ができ、店舗の出入り口に近い場所でも聞き取りやすい明瞭な声質で、お客様が自然に聞き取れる音声を求めていました。
複数社のTTS(音声合成)を検討した結果、業界トップレベルの品質を実現しているReadSpeakerが候補にあがりました。
複数社の中からReadSpeakerを選んだ理由
まずは、その品質です。
人間の声にかなり近く、店内の環境でもはっきりと聞き取れる明瞭な声質でした。
また海外の店舗への導入も視野に入れた際、英語・中国語などに対応しているという点も大きな理由になりました。
音声案内の場合、ナレーター・声優といったプロの方のナレーション収録が必要になりますが、ReadSpeakerのTTS(音声合成)ならばそういった工数を必要とせずに、ガイダンス音声を柔軟に変更できるという点も、高い評価に繋がりました。
さらに、SDK(ソフトウェア開発キット)を使うことで音声合成機能が比較的簡単に実装でき、外国語の音声を使う場合でも共通のインターフェイスで開発できる点もメリットでした。
TTS(音声合成)を導入にあたり、克服すべき障害など
大型店では受付端末を複数台用意する必要があり、その場合は、声色を分けなければ、どの端末からの案内なのかご来店いただいたお客様が直感的に判断することができせん。
ReadSpeakerは、複数の声色に対応しているので、端末ごとに声色を分け、お客様をスムーズにお席まで誘導することができました。
これからの展開
スシローでは、韓国・台湾・香港・シンガポール・タイ・中国大陸にも展開しています。
ReadSpeakerは37ヶ国語以上に対応しているので、それぞれに立地に合わせて使用する言語を変えることができます。
日本においては、少子高齢化による労働人口の減少など、さまざまな課題がありますが、
ReadSpeakerのTTS(音声合成)を使う自動受付・案内システムはお客様満足度の向上とオペレーションの省力化を同時に実現できると考えています。
ReadSpeaker®について
ReadSpeaker(旧VoiceText)はAIを使った音声合成、人工音声ソリューションを開発しています。
20年以上前から開発を行っており、大手企業をはじめとして国内1,700社以上、グローバルで10,000社以上にご利用いただいています。
公式Facebook | https://www.facebook.com/readspeakerjp/ |
公式Twitter | https://twitter.com/readspeakerjp/ |
出典元:PR TIMES