店舗DX事例

読めばわかるO2Oマーケティング!オムニチャネルとの違いとは?

Originally posted on 2021年7月17日 @ 10:12 AM

O2O(Online to Offline)マーケティングとは?

オムニチャネルと合わせてよく目にするようになったO2Oマーケティングですが、実際どのようなマーケティング手法なのでしょうか。

定義

O2Oマーケティングとは、オンライン上でマーケティングを行い、実店舗などのオフラインへ送客し、購買を促す施策です。

今、オンライン上で行うマーケティングと、実店舗を組み合わせた手法で、スマートフォンの進化とともに注目されています。

実際、O2Oマーケティングとスマートフォンの親和性は高く、現代では情報収集から購買に至るまですべてスマートフォンで完結しています。したがって、実店舗での売り上げを考える場合、O2Oマーケティングは欠かせない施策なのです。

逆にオフラインからオンラインへ誘導するパターンもあり、あわせてO2Oマーケティングと呼んでいます。

オムニチャネルとの違い

オムニチャネルは、販売、流通に関わるチャネルをシームレスに連携し、どこからでも商品を選び、購入することができる仕組みで、最終的に顧客満足度の向上を目指します。

一方、O2Oマーケティングは、オンラインとオフラインをつなぐことを目的としています。

オムニチャネルが様々な導線を構築するのに対して、O2Oマーケティングは、オンラインからオフラインの単線を構築します。

このことから、O2Oマーケティングは、オムニチャネルの施策の一つと考えることができます。

O2Oの需要が高まる理由

O2Oマーケティングの重要性は年々高まるばかりですが、その背景を確認してみましょう。

オンラインの購買活動が活性化している

スマートフォンの普及と進化により、消費者のオンラインでの購買活動が活性化しています。

以前は、ネット通販を利用するために、パソコンを使いECサイトから購入していましたが、最近ではスマートフォンを使い、気に入ったものをその時に比較検討し、購買意欲さえあればその場で買うことができるようになりました。

今や、オンラインによる購買活動の流れを無視してビジネスを拡大することは難しくなっています。

効果測定がしやすい

オンラインで行われる購買活動は行動の履歴が蓄積されるため、効果測定がしやすく、後々のデータ運用にも活用できます。

例えば、オンラインでクーポン配布を行った場合、実店舗でどのくらいの人がクーポンを使ったのか計測すると、クーポン配布の施策を評価することができます。

クーポンの内容や配布時期を変えると、別の切り口から効果測定を行うことができます。

このようなオンラインの効果測定のしやすさは、O2Oマーケティングのメリットです。

O2O成功事例

国内外のO2O成功事例を3つピックアップしました。

目立つQRコードの設置でECサイトへ誘導

オフラインからオンラインの成功事例です。

韓国のスーパーマーケットチェーン「emart」は、12時から13時のランチ時間の訪問客をを増やすために、繁華街へ目立つ立体のQRコードを設置する施策を行いました。

太陽の位置が高くなる12時になると、日時計と同じ原理でQRコードの形が影になって浮き上がります。

12時から13時の間だけに浮き上がるQRコードのスキャンを経て、ECサイトへの誘導に成功し、クーポン配布などの施策を組み合わせることで、実店舗への来店にも繋げることができました。

オフラインからオンラインへの施策は、ターゲットとするお客様のライフスタイルにあった自社サービスのアピールと誘導が大事なポイントとなります。

LINEアカウントで熱心なファンとつながり、商品情報を提供する

SNSを活用したO2Oの成功事例で多いのが、LINEアカウントで、お客様とつながる方法です。

100円ショップのダイソーでは、2014年からビジネス用途のラインアカウントであるLINE@をうまく活用し、お客様へ商品情報を提供してきました。

通常のO2O施策ではクーポンの配布により、実店舗への来店を促すのですが、ダイソーでは商品の便利な使い方などの情報を提供し、コアなファンを増やし続けています。

このような施策の効果として、商品について店舗への問い合わせが増えたり、入念に商品をチェックするお客様が増えました。

クーポン配布のみだと、LINEの内容を見ないお客さまもいますが、便利な使い方など自分にとってメリットのある内容であれば、見てくれる方も増えてきます。

クーポンを使わなくても、実店舗への誘導に成功した事例の一つです。

フリーWi-Fiのネットワーク名をキャッチコピーに変換

スペインのファーストフード店では、店内のフリーWi-Fiを店の外で使われてしまう状況が続いていました。

その状況を逆に利用し、Wi-Fi設定をオンにしたときのネットワーク名を「2時です。コーヒーブレイクの時間」「店内で無料Wi-Fiを使うと、コーヒー1杯サービス」など、お客様へのメッセージに変換し、店舗への誘導に成功しました。

少しのアイデアがあれば、O2O施策のヒントは意外なところにある、という事例です。

まとめ

O2Oマーケティングは、オフラインからオンラインへ、またはオンラインからオフラインへお客様を誘導し、購買をサポートするための施策です。

一般的にはクーポンを配布する施策がよく見られますが、ダイソーのように、商品情報の提供に徹底し、根強いファンを獲得する方法もあります。

できるだけ自然な形で来店を促すことがポイントで、その方法のヒントは色々なところにあります。

お客様の行動や、ニーズをよく把握してO2Oマーケティングを成功に導きましょう。

ABOUT ME
RioOsumi
データセクション株式会社事業開発部マーケティングチームインターン。 イギリスで小学生時代を過ごした経験から海外事情に精通しており翻訳やマーケで活躍中。
お役立ち資料
店舗DX診断チェックリスト
・店舗DXは難しくない!
・店舗DXが必要か診断!
・チェックシート売上のKPIを分析すると
・来店人数がわかったら何ができるの?
・DXのサービス一覧

読むべき度  

カスタマージャーニーマップ

・カスタマージャーニーマップとは?
・カスタマージャーニーマップの使い方
・店舗の売上を上げるためには
・必要なのは来店客数という真実
使える度  

店舗DXシミュレート
・店舗売上額と店舗数を入力するだけ!
・Excelで10秒で分かる
・売上UPの計算式で自動判断
簡単度